個人情報なしで車の買取相場を調べるには?分かることと分からないこと
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- 買取店や査定サイトの「相場ページ」なら、名前や電話番号を入れずに、車種・年式・走行距離ごとの目安が見られます。
- ただし、相場は過去の査定や取引をもとにした目安です。自分の車がいくらになるかは、査定を受けないと分かりません。
- 中古車サイトに出ている販売価格は、買い取ってもらえる額とは別の数字です。売るときの目安には使わないでください。
名前や電話番号なしで相場を見られるページ
相場の目安は、車種や年式を選ぶだけで出てくるページで調べられます。下の表は、2026年11月6日に公式サイトで確かめた3つのページです。どのページにも数字の出どころが注記されているので、それもあわせて載せました。
| ページ | 選ぶもの | 何をもとにした数字か(公式の注記) |
|---|---|---|
| MOTA車買取「買取相場」 | メーカー・車種・グレード・年式・走行距離 | MOTA車買取の査定実績から算出。「下取り相場」は全国の中古車オークションの落札実績をもとに独自に補正・算出(どちらも、日本車は2025年10月の実績と注記) |
| ズバット車買取比較「査定相場」 | メーカー・車種・年式・走行距離 | 全国の中古車買取データをもとに独自に算出。車種ページの注記では、前月の売買実績にもとづいて独自に算出・分析した平均的な相場で、実際の査定額を保証するものではない |
| トヨタ「下取り参考価格シミュレーション」 | メーカー・車名・年式から(トヨタ以外のメーカーも選べる) | あくまでも参考価格で、この金額での下取りを保証するものではない |
2026年11月6日に各社の公式サイトで確認しました。MOTAの相場ページには「個人情報の入力不要」と書かれています。ズバットの相場ページは「個人情報不要」とは書いていませんが、車種ページで年式と走行距離を選ぶと相場が出て、名前や電話番号の欄はありませんでした。トヨタは「お乗りのクルマ情報を入力選択するだけで」参考価格を確かめられると案内しています。ただし、トヨタの2つ目以降の入力画面の中身は確かめられていません。画面の作りは変わることがあります。連絡先の欄が出てきたら、そこで入力をやめてください。
どのサイトにも、相場とは別に査定の申し込みの入口(入力欄や「一括査定」へのボタン)があります。相場だけ知りたいときは、申し込みの欄に連絡先を入れないでください。
相場を調べる手順
同じ条件で2つ以上のページを見ると、目安の幅がつかみやすくなります。次の順に進めてください。
- 車検証で初度登録年月(軽自動車は初度検査年月)を確かめる
- メーターで今の走行距離を確かめる
- グレード名を購入時の書類などで確かめる(分からなければ近いものを選ぶ)
- 相場ページを2つ以上開き、同じ年式・走行距離で目安を見る
- 出てきた金額と、注記にある集計の時期をメモする
相場は、いくらからいくらまでという幅で見てください。ページによって元のデータも集計した時期も違うため、金額がそろわなくてもおかしくありません。
相場ページでは分からないこと
相場ページで分からないのは、自分の車が実際にいくらになるかです。トヨタのシミュレーションの注記には、実際の下取り価格は次のようなことで大きく変わると書かれています。
- 走行距離
- キズや凹みなどの車の状態
- 事故歴
- ボディカラー
- モデルチェンジ(新型車の発売など)
- 地域や市場の動き
同じ注記には、時間がたつと実際の価格は大きく変わること、流通している台数の少ない車種や年式では実勢価格と大きくずれる場合があることも書かれています。
相場ページの金額で買い取ってもらえるとは限りません。売る相手や時期は、実際の査定額が出てから決めてください。
中古車の販売価格は買取額の目安にならない
中古車サイトに並んでいる値段は、販売店がお客に売るときの値段です。買取店が持ち主から買うときの値段とは違います。
2023年10月1日からは、中古車の値段は「支払総額」で表示するルールになりました(自動車公正取引協議会)。支払総額は「車両価格」に、その車を買うのに最低限必要な「諸費用」を足した額です。諸費用は、保険料、税金、登録の手続きの代行費用の3つです。さらに、販売店が定期点検整備や保証をつけて売る場合、その費用は車両価格に含めて表示されます。
販売価格には諸費用や整備・保証の費用が入っているので、同じ車種・年式の販売価格を見ても、自分の車の買取額は分かりません。
相場を見たあと、実際の金額を知るには
実際の金額は、下取りか買取の査定で出してもらいます。下取りと買取のどちらにするかは、下取りと買取はどっちが高い?で比べ方をまとめています。
何社かの査定額を比べたいときは、一括査定が使えます。ただ、国民生活センターは、査定サイトに書き込んだ情報をもとに複数の会社から勧誘されることがある、と注意を呼びかけています。電話を減らしたいときは、連絡してくる会社の数が決まっているサイトを選んでください。各社の違いは一括査定の電話を減らす申し込み方にまとめています。
車の売却はクーリング・オフの対象外です。査定の場で契約を急かされても、その日に決めなくてかまいません。契約する前に、キャンセル料の金額といつからかかるかを契約書で確かめてください。
一括査定は、申し込むと複数の会社から電話が来ることがあります。MOTA車買取は、連絡してくるのが査定額の高い上位3社(最大)だけになる仕組みです。
MOTA車買取で査定額を見るよくある質問
相場ページを見ただけで、電話がかかってくることはありますか?
相場を見るだけなら名前や電話番号を入れないので、買取店から電話が来ることはありません。電話やメールが来るのは、査定の申し込みの欄に連絡先を入れて送ったときです。
「下取り相場」と「買取相場」は何が違いますか?
MOTAのページでは、買取相場はMOTA車買取の査定実績から、下取り相場は全国の中古車オークションの落札実績をもとに補正して出した数字だと注記されています。同じ車でも2つの金額は違うので、どちらの数字を見ているかを確かめてください。
相場はいつ調べればいいですか?
相場は時間がたつと変わるので、売ると決めた時期に近いほど参考になります。売る時期そのものに迷っている人は、車の売り時は何月?を見てください。
相場を見る前に、次の車検と13年目の税金の節目がいつ来るかを確かめてください。トップの道具は登録や電話番号の入力なしで使えます。
維持費と売り時を計算する確認日:2026年11月6日。出典:MOTA車買取「買取相場」(autoc-one.jp/ullo/biddedCarList/)と同公式サイト、ズバット車買取比較「査定相場」(zba.jp/car-kaitori/satei-souba/)、トヨタ「下取り参考価格シミュレーション」(toyota.jp)、自動車公正取引協議会「中古車の販売価格の表示が、『支払総額』に変わりました」、国民生活センター「増加する中古自動車の売却トラブル」(2023年3月22日)と「見守り新鮮情報 第455号」。相場ページの金額と表示は日々変わるので、最新の情報は各社の公式サイトで確かめてください。