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10万キロの車は売るべき?走行距離で見る売り時と乗り続ける費用

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長い道のりを走ってきた古い車を、査定する人がクリップボードを手に確かめ、持ち主が横で見ている絵

10万キロを超えた車は売れる?

売れます。買取大手のガリバーは、50万円以下の安い車を探す人が一定数いることや、海外で日本車の評価が高く、10万kmを超えても一定の需要があることを理由に挙げています。

ただし、走行距離が延びるほど買取の相場は下がるのが基本です。下がり方は車種によって大きく違い、人気の車や数の少ない車は、距離よりも車そのものの価値で値がつきやすいとされています。

同じ10万km台でも、年式や状態で買取額には大きな幅があります。ガリバーが公開している過去6か月の実績では、10万〜11万km未満のヴォクシーで、最高183.4万円、最低6.5万円でした(2026年2月13日時点。今の買取額を保証するものではないと注記されています)。

距離だけで「もう値がつかない」と決めつけず、一度は査定額を見てください。整備記録簿や取扱説明書、スペアキーがそろっていると、手入れされてきた車だと伝わりやすくなります。

10万km前後でかかりやすい費用

10万km前後は、決まった時期に替える部品の交換が重なりやすい距離です。よく知られているのがタイミングベルトで、JAFは8万kmから10万km程度での交換をすすめています。

タイミングベルトは、切れるとエンジンが止まってしまう部品です。最近はベルトの代わりに、耐久性の高いチェーンを使う車が多くなっています。自分の車がどちらか、いつ交換したかは、取扱説明書や整備記録簿で確かめてください。

ほかにどの部品をいつ替えるかは、車種と乗り方で変わります。乗り続けるか迷っているなら、次の車検の前に整備工場で見積もりを取ると、かかる額がはっきりします。

13年と重なると税金も上がる

年1万km前後走る車なら、10万kmに届くころには10年ほどたっています。そこから数年で、ガソリン車は13年を超え、税金が重くなります。

次の表は、自家用の乗用車で、13年を超えると税金がどれだけ上がるかを示しています。

税金13年以内13年超
自動車税(1.5L超〜2.0L・年額)39,500円45,400円
重量税(1t超〜1.5t・車検2年分)24,600円34,200円
軽自動車税(年額)10,800円12,900円
軽自動車の重量税(車検2年分)6,600円8,200円

出典:栃木県「令和8(2026)年度自動車税(種別割)税率早見表」(2019年9月30日以前に登録した車の税率)、飯能市「重課税率について」、国土交通省「2026年5月1日からの自動車重量税の税額表」、2026年11月6日に確認。重量税は18年を超えるとさらに上がります。ハイブリッド車は自動車税の重課の対象外です。

車検のときには、重量税のほかに自賠責保険料もかかります。2026年11月1日以降に始まる24か月の契約は、自家用乗用車で18,560円、軽自動車で18,660円です(損害保険料率算出機構)。13年の節目については13年超えの車の税金でくわしく説明しています。

売るか乗り続けるかの比べ方

今の査定額と、乗り続けた場合に出ていくお金を並べると、どちらが得か分かります。

  1. 今の買取額を査定で知る
  2. 次の車検の満了日と、そのときの法定費用(重量税と自賠責)を調べる
  3. タイミングベルトなど、近く交換が要る部品の見積もりを取る
  4. 13年目の年度がいつ来るかを、車検証の初度登録の年月で確かめる
  5. 「今売る」と「あと1〜2年乗る」で、出ていくお金と買取額の下がり分を比べる

車検を通した直後に売っても、払った車検代がそのまま買取額に上乗せされるとはかぎりません。売ると決めているなら、車検の前に査定を受けてください。くわしくは車検前に売るのは得かにまとめています。

売ると決めたら

まだふつうに走る車なら、複数の買取店の査定額を比べます。一括査定は、申し込むと複数の会社から電話が来ることがあります。MOTA車買取は、査定額の高い上位3社(最大)から電話が来る仕組みです(公式サイトの表示)。

MOTA車買取で査定額を見る

故障が増えてきた車や、買取店で値がつかなかった車は、廃車買取の会社に頼む方法もあります。カーネクストは、査定から引き取り、手続きの代行まで無料と案内しています。

カーネクストで古い車の査定を頼む

車を売る契約は、クーリング・オフの対象外です。キャンセル料と、引き渡したあとに減額される条件を、契約の前に確かめてください。

よくある質問

年式が新しいのに距離が多い車は、どう見られますか?

ガリバーの解説では、走行距離の目安は「1年あたり1万km」で、それを超えた車は部品の消耗が早い傾向があるとされています。ただ、値は年式や状態とあわせて決まるので、距離だけで判断せずに査定で確かめてください。

距離が少ない古い車と、距離が多い新しい車では、どちらが売りやすいですか?

一概には言えません。年式と距離のどちらが値段に効くかは、車種や状態で変わります。

13年目や次の車検がいつ来るか、あと1〜2年乗ると税金と車検代がいくらかかるかは、トップの売り時チェッカーで計算できます。登録や電話番号の入力はいりません。

維持費と売り時を計算する

確認日:2026年11月6日。出典:JAF「走行中にタイミングベルトが切れる予兆はありますか?」、JAF「エンジンについているベルトの種類と役目が知りたい」、ガリバー「走行距離10万キロ以上の車を高く売るコツ」(2026年3月13日更新)、ガリバー「車の走行距離の目安とは?」(2025年8月21日更新)、栃木県「令和8(2026)年度自動車税(種別割)税率早見表」、飯能市「重課税率について」、国土交通省「2026年5月1日からの自動車重量税の税額表」、損害保険料率算出機構「自動車損害賠償責任保険基準料率」、国民生活センター「増加する中古自動車の売却トラブル」、MOTA車買取・カーネクストの公式サイト。買取額は車種・年式・状態で大きく変わり、この記事の数字は目安です。最新の情報は公式サイトで確かめてください。